2014年2月25日火曜日

今回の旅でのバックパッカーの必須アイテム 2

洗濯用バケツ
See to Sammitのコンパクトになるリップストップナイロンでできたバケツを持っていきましたが、容量が小さく淵が自立しないので殆ど使わず、ゲストハウスやホテルの洗面ボウルか、備えつけのバケツで洗濯していました。ただ、洗面ボウルには栓がない所も多く、水を貯めておけないのでつけ置き洗いができませんでした。どこの国でも排水口の径は同じくらいだったので、風呂用のゴム栓が欲しかったです。ゴム栓なら邪魔になりません。カルカッタとバラナシとデリーのゲストハウスでは、ユニットバスに必ずバケツが備えてあり、無ければレセプションに尋ねると貸してくれることもあります。


洗濯物干しグッズ
洗濯用洗剤は、ゲストハウスやホテルの近くの商店に必ず置いてあり、持って行かなくても現地で購入できます。洗った洗濯物の干し場所なのですが、僕たちは、2種類のもの干しロープと、S字フックを持って行きました。



Coghlan's バンジークローズライン

このランドリーロープは、伸縮する2本のゴムでできていて、結ってある部分に洗濯物を挟めるので、洗濯ばさみがいらない優れものです。が、長さがちょっと足りない場合もありました。そういう場合は、もう一つの自在付きナイロンロープ(テントコード)4mと繋ぐと、広い部屋でも干せます。一人旅でドミトリーだと、二段ベッドに干せたり、共同の物干し場があるので、自在付きロープだけでも十分です。ダブルルームで一番困ったのがS字フックを掛ける場所が無い事。ドアの上に付いている金具に掛けたり、窓の格子に掛けたり、悩みどころでした。



シャワーグッズ
石鹸は現地で買えたり、ホテルに備えつけがあったりで持って行く必要は無いですが、肌はやはり擦らないと垢がたまります。コフランの石鹸ケースを持って行きましたが、大きくて無くてもビニール袋に包めば嵩張らないので、必要ないかもしれませんでした。ただ、宿に石鹸置きがあればよいですが、濡れたままの石鹸を袋に入れるのは抵抗があるので、便利でした。無くても良いでしょう。垢擦りは食器洗いスポンジが丁度良かったです。でも、専用のものを持って行く事をお勧めします。シャンプー、コンディショナーは、女性なら必須のようですが、かなりのスペースを必要とします。詰め替え用の袋にキャップがついた(蒟蒻畑のような)ものが使うと容量が減るので良いかもです。それらをまとめるスタッフサックがあると良いです。



携帯用トイレシャワー
これは便利でした。かなり使いましたが、嵩張るのが欠点です。トイレシャワーが備えていないゲストハウスやホテルも多く、あっても衛生的に使いたくないものです。トイレットペーパーの節約に貢献します。



虫除けグッズ
押すだけベープは必須アイテムです。シュッとひと吹きで部屋全体の蚊を全滅する恐ろしい科学兵器です。眠りを妨害されず、安眠を手に入れることができます。ちょっと値が張りますが、損はしないと思います。蚊除けローションは蚊がいる場所なら手に入ります。匂いに好き嫌いがあるので、日本から持って行くのも良いでしょう。東南アジアとインドでは、蚊に刺されれば重大な病気を負うリスクがあります。


モバイルバッテリー
携帯電話充電用のリチウムイオン外付けバッテリー。USB出力の110V-240Vアダプタがあれば、スマホの電池が少なくなったとき、ゲストハウスはもちろん、移動中でも活躍する優れもの。





2014年2月17日月曜日

今回の旅でのバックパッカーの必須アイテム 1

バックパック
70リットルのザックを見た目で選んだ僕ですが、こんなに大きくなくて良かったです。
フレーム入りは自立するので便利だけど、大きく重いと機動力が鈍ります。
一年ほど旅していた日本の青年が、中国東方航空の乗り換え4回で帰国すると預けた荷物を紛失されてました。
そんなことは稀でしょうが、やはり荷物は少なく軽いに越したことはないです。
もし次回旅するなら以下のザックを選びます。

Columbia のトカト25


Kelty Mocking Bird 28L 

   


どちらもクラッシックなデザインで使いやすそう。
ブランケットやシュラフは外側に付けれるので便利。


サブバッグ
今回の旅では、ぼくは厚手のキャンバス生地の20リットルくらいの手さげバッグ、彼女は街で使う程度の小さな肩下げバッグを持っていて、ショルダーバッグの方をよく使っていました。
が、レインウェアやダウンジャケットを入れるとパンパンになり、不便。
そこで、こんなのがあれば良かったです。
Patagonia Lightweight Travel Courier 17L  40デニールダブルリップストップナイロン




ザックカバー
ザックに付いているザックカバーを移動時には欠かさず装着していました。
ラオスから昆明に行くバスのトランクでビックリするほど汚れました。
移動時にはザックカバーの上から更に土嚢袋か、麻袋を現地で調達してザックを包み込むと安心です。
余談ですが、デリーの空港では大きなサランラップで荷物をグルグル巻きにする機械が有料で置いてありました。


スリーピングマット&エアピロー
今回の旅では殆ど出番がありませんでした。
列車はハイクラスだったので、シーツも枕も付いています。
ホテルのランクを1000円以下に落とすならあった方がいいかもしれません。
(シーツや枕カバーを変えていない部屋も有ります)
枕がなければ、スタッフサックに入れた衣類にタオルをかけると良いでしょう。


シュラフ
これは必須です。
ダウンじゃなく、わたのもので十分です。ただしマミー型でコンパクトになるものが良いでしょう。
僕のシュラフは、スポーツゼビオで買った4000円ほどのやつで、コンプレッションバック付き。
径15cm長さ20cmほどに小さくなります。
北インドの冬は寒くて、夜は10度以下になりますが宿に暖房は有りません。
毛布を追加してもらえるようですが、シュラフの方が確実に暖かいです。
かなり活躍しました。


レインウェア
これも必須でした。
が、レインウェア選びはかなり難しい事を感じました。
僕のレインウェアは、ユニクロで1000円ほどで買ったリップストップナイロン(テントに使われる生地)のフードジップジャケットでしたが、コーティングが施されていないようで、土砂降りには中まで水が入ってきました。
ゴアテックスはコストが高く、嵩張るので却下。
ポンチョ型は安くてシェルターにもなるが、街には不向き。
そうなると、

Patagonia Men's Torrentshell Jacket


こんな感じの裏地付きDWR(耐久撥水)だとサブバッグに入れておけるので便利かな。



iPhone + Case
アップルさん、Otter Boxさん、本当にお世話になりました。
ホテルの予約、フライトチケットの予約、GPS+Google Mapオフラインでのナビ、緊急の電話、ブログ管理、カメラ、スケジュール管理、暇つぶし等、iPhoneが無いと大変不便だったでしょう。
そして、衝撃吸収に優れたOtter Boxのケースには何度も助けられました。
これが無ければ、画面がバリバリに割れていたでしょう。
最近Otter Boxから防水(2m 30min)、防塵、耐衝撃(3mからの落下、2tの衝撃)の新製品が登場していました。
無敵ですね。
欲をいえば、盗難防止用のストラップ穴が欲しい所です。


OtterBox Armor





テント
これはやはり必要ないです。
何故重いのに持っていったのでしょうか。そう、ラオスや雲南の山岳民族を巡ろうとしてたんです。しかし少数なのは民族だけで、観光地なのでどこでも宿は有ります。あと、インド鉄道の待ち時間に夜を明かす覚悟でしたが、今回は待ち時間ありませんでした。インドのゲストハウスであまりの汚さに1度だけ使用しました。コンパクトで軽いなら、吊り下げ式の蚊帳はあった方がよいです。


靴とサンダル
僕はKEENのサンダルを履いていき、上海で偽物のコンバースハイカットを安く買いましたが、どちらもよく使いました。ザックが小さければ、外側にテントコードとカラビナでぶら下げると良いです。ラオスとベトナムでは、裸足にサンダルで丁度良いですが、汚れるのでいつもサンダルごと足を洗っていました。ビーチサンダルでは足が疲れるのでソールが厚い方が良いです。クロックスタイプは嵩張ります。インドは少し寒くて、道が汚いのでハイカットのスニーカーが重宝しました。紐を結ぶのが面倒なので、紐をショックコードに変えるか、ナイロンロープとコードロックに変えると、素早く靴を着脱できて便利でしょう。
次回はこんなのが便利で手頃かも。

Columbia ホワイトレイクミッドオムニテック
Columbia クイックミッドオムニテック
防水透湿性、岩山のトレッキングには厳しいですが、街歩きにはいいかもしれません。


インナーウェア
ロングスリーブ、半袖、タンクトップ、レギンス、ソックス、ブリーフは各2枚で足りなければ、現地で買い足すのが良いでしょう。ユニクロのヒートテックは保温透湿性があり、かなり重宝しました。着替える度にシャワー浴びついでに洗濯すると良いです。靴下とショーツは毎日洗うべきです。


アウターウェア
 ライトダウンがあれば、軽量コンパクトなので、レインウェアの下に着るとかなりの雨風寒さをしのげます。嵩張りますが、フード付きのフリースか、綿のフードスウェットがあると、バスや列車で寝る時に便利です。パンツはジーンズがやはり汚れを気にせず丈夫なので殆ど履いていました。アウトドア用の長さが調整できるパンツも良いでしょう。


スイムウェア
海や川に入れるくらい暑い地域では、毎日水着のショートパンツと化繊のタンクトップでした。毎日洗ってもすぐに乾くので便利です。


自炊用ストーブ
インドでは衛生面の不安と、毎回外食するのが面倒だったので、インスタント食品を買って、野菜を茹でたりして、自炊する日も多く、寒かったのでストーブ代わりにもしていました。
SOTOのムカストーブを持っていっていましたが、ボトルが大きくて邪魔なのと火力調整ができないのが多少不便でした。ガスが便利だけど、燃料が手に入りにくいところが不便。難しいところですよね。しかし、ムカストーブの手軽さはガソリンストーブではかなり優れていると思います。ザックのスペースに余裕があれば持っていたいアイテムです。MSRくらいの大きさの燃料ボトルがあればいいのに。



2014年2月14日金曜日

福岡からインドへの最安航空券

2014年2月現時点では、中国東方航空の往復券(福岡⇄コルカタ)を2週間ほど前から予約すると、上海、昆明の2箇所乗り換えで48000円ほどが最安だと感じます。

上海、昆明の空港搭乗待合室は、とても寒いので、待ち時間に寝ようとしても、寒くて眠れませんでした。寝袋があると助かるでしょう。




2014年1月23日木曜日

兄弟の死骸を食べる仔犬


バラナシでは衝撃的な現場を目撃する。ガートを歩いていると、小さな仔犬が同じくらいの大きさと色をした、頭の無い死んだ仔犬の肉を食べていた。おそらく弱くて生きていけなかった兄弟が死んで、他の兄弟の糧になったのだろう。それは当然のことであり、自然のことであるのを悟らせてくれた。頭が無かったのは、既に食べてしまったか、或いは親が食べたのかもしれない。動物は余分に多く産んで、他の動物に食べられる。それは自然の摂理であり、道徳を持つ人間には許されないことなのだろう。しかし母親や兄弟が死んだ我が子を食べることは、食べ物が少ない地域では、あったことなのだろう。もしかするとインドの田舎で食料が乏しい地域では、未だに子喰いは存在するかもしれない。僕たちは、中国、ベトナム、ラオス、インドと旅をしてきて、沢山の野良犬に出会ったが、インドの犬だけがビスケットを食べていた。それ程食料が乏しく、貧しい。しかし、一番動物がバランスよく生きているのもインドだった。ネズミが沢山いるインドでは、猫さえもビスケットを食べるのには驚いた。振り返って考えてみると、色んな事に深い理由があって、僕たちの常識を覆す大きな真理を垣間見れることが多い。

2014年1月18日土曜日

デリー インドラガンジー空港


インドの首都であるデリーはどんなものか、ちょっと中心地へショッピングにでも出てみようと、しかもメトロではなく、ローカルバスで風景なんか楽しみつつ都会を満喫しちゃおうと、インドを舐めてローカルバスに乗り込んだのが運の尽き。段々と増えてくる人人人、荒い運転、座席に座れる筈も無く、ご婦人に強引に押しのけられ、ヌルヌルする手すりにしがみつき、外の気温とは全く違った生温さ。大きな風呂敷を二つ抱えた家族。それでも自分のスペースがあるだけ良かったです。

写真はニューデリー駅からインドラガンディー空港への専用メトロ。ほとんど誰も乗っていません。駅から空港まで15分180Rsでいける、ちょっと割高な特別線です。トイレもきれいで手桶が無く、トイレットペーパーが便器に流せます。

ホテルをチェックアウトして、早めに空港へ行ったのだけれど、このインドラガンディー空港の第三ターミナルはできて間も無く、セキュリティが厳しく、Eチケットだとプリントアウトか端末でのEメールのチェックがあります。自動ドアの脇に立つオリーブのセーターを着てベレー帽を被ったセキュリティの人のチェックポイントは、フライトの日付、出発地、到着地、出発時刻、名前のパスポートとの照合であり、混雑を避けるため、6時間前にチェックインカウンターのあるフロアに入れます。そのスペースには、横になれる椅子や、軽食が食べれるカフェがあります。チェックインが終わり、出国手続きが終わると、驚きの広さと品揃えの免税店が待っていて、登場手続きまでの3時間などあっと言う間でした。