你好
中国4日目、すっかり漢字の簡易体が読めるようになってきました。
中国の朝は、日本のラジオ体操のように、公園で太極拳です。
別珍の功夫着に身を包んだお年寄りの、滑らかで完璧な太極拳の動きが見事でした。
力と力を衝突させる武術ではなく、相手の攻撃を陰陽の「流れ」で倍にして跳ね返す防衛のための武術は、歳を重ねるたびに好きになってきます。
可愛がられている公園の猫
触ってもにげません
宿の近くの公園では、太極拳の他にウォーキング、テニス、懸垂、社交ダンスと、体育が好きな華の人達。
文化と伝統を感じたのは、老師が水の入ったペットボトルに筆を取り付け、筆ペンのようにして、舗装された歩道に漢文を書いていたこと。
公園を抜けると、煎餅屋台が珍しくて見入ってしまいました。
直径50cmほどの熱せられた鉄板に、水溶き小麦粉をクレープのように薄く延ばし、その上に卵を一つ割って延ばす。
その上に葱とパクチーを振りかけ、豆板醤と辣油を付け、お好みでパリパリの厚揚げを乗せてくるんで出来上がり。
その手際の良さにずっと見とれていましたが、美味しそうだったので買ってみました。
値段は2.5元(40円)。
しばらく歩くと、饅斗(肉まん、野菜まん)屋さんが、大きな蒸篭を積み上げて湯気をモクモクモクと立ち上らせ、仕事前の人たちが長い行列を成していました。
饅斗一つ1.5元(24元)、色んな種類がありますが、「肉」と「菜」という字で選んで買いました。
早速、宿に帰って二人で朝食。
まず、煎餅を口に入れると、質素な粉の味がし、パクチーと葱の香りがふんわりして、次に豆板醤と辣油の風味が広がります。
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