いざ、春秋航空に乗り込んだ私たち。
機内は清潔で、噂通り革張りのリクライニングできないシートでした。
シートの間隔が狭いわけでなく、特に問題はありません。
映像を映すモニターが各席に無いぐらいです。
見た感じ、80%の乗車率です。
3席、3席の小さな機で、オンライン予約の時プラス@で席が選べます。
僕たちの隣は空席でした。
機内食や飲み物のサービスはありませんが、2:30の飛行時間なのでひつようないです。
佐賀空港では、食事する時間が無かったし、上海空港のレストランは日本より高く感じたので、お弁当を機内に持ち込んだ方が良いでしょう。
ちょっと上海へ遊びに行くにはとても良い飛行機です。
上海浦東空港は佐賀空港に比べるととても広いです。
安い航空券の飛行機は空港の端っこに停めさせるようで、階段のタラップで飛行機から降りたあと、バスに乗り込みます。
僕は数年前、仕事の出張で上海に度々訪れていました。
その時は、幾つもある入国管理局のカウンターに溢れかえる人々で1時間くらい待たされていた記憶がありました。
身構えていましたが、誰も並んでいないので目を疑いました。
上海空港を利用する人が少なくなったのでしょうか。
広く薄暗い、預けた荷物を受け取るターンテーブルはいくつもあるけど、がらんとしていて、僕たちの乗った飛行機だけのものでした。
税関はいつものように、ノーチェックでスルー。
まずは、人民元を手に入れなければ動けません。
中国では空港で両替するより、クレジットカードでキャッシングするほうがお得なのでATMを探します。
ATMはすぐに見つかったのですが、操作がサッパリわかりません。
英語に変換しても、「inquiry」「draw と意味がわかりません。
試しにinquilyを押すと、色んな該当しないような項目が出てきます。
英語の通じるインフォメーションで聞いてみると「上の階ならできる」というので、だだっ広い出国手続きの階にカートを押しながら、
ATMに辿りつくも同じ反応…
別のATMでも同じ…
段々と不安が湧き上がってきます。
そういえば、前回同じことが成都の空港でも…
その時はビックリ手数料の空港両替してしまいました。
空腹と喉の渇きを抱えて、散々歩き、結局とんでもない手数料の空港両替へ…
5000円両替して233元しかくれませんでした…
1236円の手数料は痛いです。
私たちは、空腹の体に重いザックを背負って地下鉄に乗り込みました。
地下鉄は始点だったので、座ることができましたが、途中の駅までで折り返すことに気づかず、ぼーっと座っていると、前の中国女子から指摘され、急いで乗り換えました。
立ちっぱなし、2回の乗り換えで、1時間ほどかけてホテルの駅に着いたときは、日が暮れて、慌ただしい上海にヘトヘトです。
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