2014年1月2日木曜日

コルカタ→バラナシ列車予約@Eastern Railway Tourist Office


次の日、彼女とナディアの3人でビジネス街のフェアリープレイスにある、イースタンレイルウェイ予約オフィスに歩いて行きました。

そこらじゅうで、立って用を足すインド人男性。どこにいってもゴミだらけの街。ティッシュで鼻を掃除すると真っ黒の粉が取れる汚れた空気。哀れさも感じなくなるほど、耳が無かったり口や頭に傷を負ったボロボロの犬たち。殆んどが男性の街中。


タクシーで50Rsの距離を歩き、昼過ぎにオフィスに着きました。このオフィスは、外国人ツーリスト専用の予約オフィスで、駅で並んでチケットを買う必要がありません。番号の書かれた予約用紙をもらい、椅子が置かれたオフィスで番号を呼ばれるのを待ちます。係員が面接して、ツーリストの希望に沿った席を探してくれます。地球の歩き方にも載っているので、日本人が多く番号の進行具合を教えてもらえます。僕たちは約2時間ほど待って番号を呼ばれました。待ち時間は表の歩道に沢山の露店があるので色々買い食いできます。

ナディアは30日にバラナシで友達と待ち合わせしているので、29日の空席が必要でした。その日はエアコン無しの2等寝台しか空いてなく、渋々その席を予約しました。エアコン無し2等寝台は窓が閉まりません。ディーゼル車なので、廃棄ガスで目や鼻や服が真っ黒になります。一人旅の若い日本人は500円ほどで寝台が取れたと喜んで、冬にエアコンは寒いでしょうと言っていました。バラナシまで10時間。インドの列車は始発駅であっても何時間も遅れます。駅のホームでひたすら待つしかありません。席を持たない人が他の車両に移れないように車両を移動できません。窓から侵入できないように、窓には頑丈な鉄格子が嵌められています。まるで収容所に送られる護送列車のように。クラスによって快適さが違うインド列車を侮っているスロベニア人のナディア。

僕たちはホテルに帰って冷静に考えて、次の日キャンセルしてクラスを上げることにしました。キャンセル料は2日前だと70%ほど返金されます。ナディアには悪いけど、僕たちは1/2のエアコン2等寝台、3段ベッドではなく、2段ベッドの席を三倍ほどの料金で再予約しました。寝台の3段ベッドは一番上のベッドがそのままで、朝になると2段目のベッドが畳まれ、一番下の背もたれに変わります。一番下には2段目と3段目の人が座り、更に沢山乗ってくる短距離の人が座るので、三人席に五人座ることもあります。僕が昔乗ったエアコン無し2等寝台では、網棚に寝る人がいたり、トイレに寝る人がいてトイレが使えなかったり、良い印象がありません。




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